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「みんな獣害獣害って、大変なことがおきてるようにいいますけど、私に言わせたら、おきてあたりまえのことがおきてるだけ、ということです」。(まえがきより)
野生動物による作物被害が増えるのは温暖化、過疎高齢化、人工林の増加、狩猟者の減少でなく、人が意図せずして餌付けを進めるから。ヒコバエや雑草が生え放題の田んぼ、出荷が終わっても片付けない野菜畑、秋の草刈りで真冬に繁る若草など、集落にはエサがいっぱい。さらに、近くにいても悪さしなければ放っておくという、野生動物への不適切な接し方が人馴れ学習も進める。田畑の囲いや追い払い、駆除や大規模柵よりも、そのようなエサをなくし、人に馴らさないことが対策の基本。集落みんなで勉強し、田畑を守っていくための実践書。

 

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